我が愛するクソゲー | |
クソゲー・・・。この言葉だけを聞くと皆さんは否定的なイメージしか抱かないでしょう。 しかし、「ファミコンを愛し、幼少期をファミコンと共に過ごした者」にとって その響きは名誉であり、哀愁であり、浪漫であるのです。 膝丈数cm上からの落下で死亡する冒険家。カラスと接触しただけで絶命する農民。 子供には到底クリアできない程の難解なパズル。内容と全く関係のないパッケージ。 当時のお小遣いを捻出し購入した、それら常軌を逸したゲーム群に 我々は失望と後悔と執着心を持って「クソゲー」と言う称号を与えました。 とんでもない駄作を掴まされた自責の念から生まれたこの言葉も、時を経て味となり 今では「駄作の美学」を確立し、見直され始めています。 言うなれば、猛烈に臭い靴下に辟易した後、もう一度嗅ぐ事で再認識する絶望。 「あ!やっぱり臭かった」的なリビドーを感じる人々が急増しているのです。 ファミコンが誕生して20年以上が経ちました。 今こそ我々は、その黎明期を飾った「クソゲー」に敬意を表し その魅力を再認識する必要があるのです。 そして、誰もが愛着と恍惚を持ってこう言うでしょう。「あ!やっぱり臭かった」と。 |
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クソゲーアンソロジーとは? | |
その全てを自作するゲームセンター「アーケー道」の中で、焦点をクソゲーに絞り 当時のテイストや世界観を忠実に再現する目的でカテゴライズされた 哀愁漂うゲーム群の総称としてクソゲーアンソロジーは誕生しました。 今日、パソコンの代名詞となったマウスと言う一種アナログな操作性を敢えて廃止し 20年前のファミコンを彷彿とさせる画像を忠実に再現したゲームを製作しております。 あの頃出逢ってしまったクソゲーの感動を今一度、ご堪能下さい。 |
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SPECIAL THANKS | |
このクソゲーアンソロジーを含めたゲームセンター「アーケー道」は、 プログラムからグラフィックに到るまで自作しております。 ただ、ファミコンの味を最大限に引き出しているアイコンを提供下さってるサイトを 見つけましたので、メニュー画面のファミコン本体及びカセットの画像のみ 「よしくんのアイコン格納庫」から頂戴致しました。 またBGMはDONA株式会社の土井隆行氏に依頼するのが常なのですが ファミコンらしさと言う点で、BGMも様々なサイトよりご提供頂いております。 メニュー画面におけるBGMは「音楽の部屋」から頂戴しました。 上記 2サイト様に心から感謝致します。 |